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現代日本語には、1つの文の中で同じ語句が繰り返される表現(以下「反復構文」と呼ぶ)が相当数存在する。同じ語句の反復は、いわゆる「ことばのあや」として用いられる場合もあるが、本書で考察対象とするのは、そのような修辞法の一種としての反復法ではなく、同じ語句の繰り返しを含むパターンが何らかの意味と慣習的に結びついた構文である。本書は、現代日本語のさまざまな反復構文を、言語は人間の認知能力が反映したものであると考える認知言語学の観点から考察したものである。個々の構文について、類義表現や関連表現との比較を行いながら詳細に分析するとともに、包括的な分析によって、それらの構文全般に認められる特性を見出すことを目的とする。
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出版社からのコメント
現代日本語には、1つの文の中で同じ語句が繰り返される表現(以下「反復構文」と呼ぶ)が相当数存在する。同じ語句の反復は、いわゆる「ことばのあや」として用いられる場合もあるが、本書で考察対象とするのは、そのような修辞法の一種としての反復法ではなく、同じ語句の繰り返しを含むパターンが何らかの意味と慣習的に結びついた構文である。本書は、現代日本語のさまざまな反復構文を、言語は人間の認知能力が反映したものであると考える認知言語学の観点から考察したものである。個々の構文について、類義表現や関連表現との比較を行いながら詳細に分析するとともに、包括的な分析によって、それらの構文全般に認められる特性を見出すことを目的とする。